皆さん、おはようございます。年末ですね。お仕事されてる方、お疲れ様です。
ところで、ネットショップを始めたけど、全然、売れない。とお悩みの方、いらっしゃいませんか?
実は、売ろうとすると、売れなくなるんです。
人って、買わされようとするのが、嫌いです。今って、簡単に情報が手に入ります。どこが、最安値かはもちろん、口コミでネガティブな情報も手に入ります。
そういう状況で、どんなに「うちの商品、すごいんです!」っていっても、ユーザーは「ほんとかな?」ってなります。
セールスしちゃダメなんです。コンテンツでファンをいかにつくるかが重要です。そのために不可欠なのが、AISAREモデルです。
どうやって、ファンを作るのか。iPhoneを例にして、解説していきます。
- 1 どうして、売ろうとすると、人が離れていくのか?
- 2 iPhoneが選ばれるのは、愛されているから。
- 3 コンテンツマーケティングのカギは、AISAREモデル。
1どうして、売ろうとすると、人が離れていくのか?
人は、買わされようとするのが、本当に嫌い。マンションや家の前に、セールス立ち入り禁止、なんて張り紙がよく貼られています。
Amazonや楽天で、安くてハイスペックな商品が簡単に見つかります。そんな時代に、サービスやプロダクトが選ばれるには、スペックだけでは不十分です。
今、日本はお金がありません。男性の年収中央値は、356万円。女性は、272万円。自由に使えるお金は、月に5万円ほどです。本当に、良いものだけが欲しいんです。
現代は気分の時代です。ただ、買うだけでなく、どこで買うか、どのお店で買うかも重要視されています。好きなお店、感じのいい人から、モノを買いたい。そして、買ってよかったと思える、幸せな気分もユーザーは大切にしています。
どんなに、機能性が高いものをつくっても、すぐに中国が安く作って売ってしまいます。だからこそ、好きだから買ってくれる。ファンをつくることが重要です
2 iPhoneが選ばれるのは、愛されているから。
みんな、大好きiPhone。時価総額ランキング第一位。アップルのスマートフォンです。でも、機能性は、他のブランドとそんなに変わりません。カメラ、アプリケーション、OS。こういった、スペックが独自の売りでは、ありません。
iPhoneが選ばれるのは、持っているとスマートで、おしゃれな人になれるから。iPhoneを持っている自分は、おしゃれでイケてる。だから、みんな買います。自分も、その一人です。
実際、おしゃれになれるかどうかは、関係ありません。スマートな人が持ってそうというブランドの世界観が、選ばれる理由になっているんです。
そして、アップルはその世界観を徹底的に、ユーザーに伝える戦略をとってきました。クールでおしゃれなスマートフォンといえば、iPhone。そういった確固たるイメージを築きあげました。
iPhoneのように、自分の人生をハッピーにしてくれる。そう納得できると、人は自然とモノが欲しくなります。
そこで、重要にになるのが、AISAREモデルです。人の購買モチベーションをマップにしたものです。これを押さえることが、コンテンツマーケティングのカギになります。
3 コンテンツマーケティングのカギは、AISAREモデル。
AISAREモデルとは、人の購買モチベーションを6段階に分けたものです。
1 Attention 気が付く。
プロダクトやサービスは、まず気づいてもらう必要があります。知らなければ、存在しないのと同じだからです。注目を集めるのが、ファーストステップ。
2 Interest 興味を持つ。
存在を知ってもらえたら、興味を持ってもらう必要があります。興味があるから、良さがわかります。セカンドステップは、いかに魅力を伝えるかです。
3 Search 調べる
プロダクトやサービスを、より詳しく理解してもらう段階です。他社との違い、選ばれる理由を伝えます。信頼してもらうために、ネガティブな情報をあえて、開示するのも、効果的です。
4 Action 購入
購入ステップです。ここでは、次のリピートにつなげるために、アフターサポートや、買いやすさなどが、重要になってきます。購入前、購入後にいかにストレスを無くすかが、カギになります。
5 Repeat 再購入
もう一度、買ってもらう戦略が必要です。ポイントをつけたり、割引キャンペーンをしたりなどが効果的です。
6 Evangelist 伝道師になる
ここまでいけば、スーパー優良顧客です。口コミでどんどんサービスを広めてくれます。
AISAREは、インターネット時代の購買モデルです。売るより、AISARE(愛され)ることが、重要なんです。