皆さん、あけましておめでとうございます。2022年ですね。ニャー。ニャー。ニャー。猫年です。勝手に作りました。
ところで、ブログを始めたけど、アクセスがなかなか増えないと、お困りの方いらっしゃいませんか。
ブログって難しいですよね。「よし!やるぞ!」ってやるきになっても、アクセスが増えないと、モチベーションがさがります。ブログを始めた人の9割は、1年続かないそうです。逆に考えれば、続けるだけで上位1割に入れます。いかに、1年の壁を突破するかですね。
ブログで、一番大切なのは、コンテンツです。
コンテンツ次第で、アクセス数が変わります。
テクニックも大事ですが、もっと大事なことがあります。ターゲットの価値観を知ることです。自分のコンテンツを一番読んでくれる人が、どんなことを大事にしているのか、徹底的に知る必要があります。ターゲットの価値観を知ることができれば、刺さるコンテンツを作れます。
どうして、価値観を知ることが大切なのか、解説していきます。
- 1 現代は、ココロの時代。
- 2 他社承認欲求よりも、自己承認欲求。
- 3 価値観を知ることで、コンテンツに価値が生まれる。
1 現代は、ココロの時代。
現代は、ココロの時代です。モノよりも体験、そして心を満たされたいという欲求が高まっています。
マズローの欲求五段階説というモデルがあります。人の欲求がどのように、変化するのかをレベル別に示したものです。
2000年までに、生理欲求のほとんどが解決されました。生理欲求とは、食べる、寝る、排泄するなどの、生きていく上で必要不可欠な欲求のことです。生理欲求を満たすために、便利なものが次々と生み出されていきました。
たとえば、
「夏は涼しく過ごしたい」 → クーラー
「簡単に服をきれいにしたい」 → 洗濯機
「いつでも、食材を新鮮に保ちたい」 → 冷蔵庫
今は、もう便利で役に立つものであふれています。便利さが飽和してしまったんです。そして、うまれたのが、SNS。いかに、承認欲求を満たすのかという時代に切り替わりました。
2 他者承認欲求よりも、自己承認欲求。
2004年に、Facebook。2006年に、Twitter。2010年にInstagramが、誕生しました。全世界の、SNSユーザーは、合計130億人です。SNSの台頭からもわかる通り、人からすごいと思われたいという欲求を満たすことが、重要になっています。
ただ、SNS疲れに悩む人も増えいています。本当の自分を偽ることに疲れているんです。インスタグラムはメンタルヘルスに最も悪影響であるとの、指摘も。
実は、承認欲求には、二つあります。
他者承認欲求と、自己承認欲求です。
前者は、周りから尊敬されたい、すごいと思われたいという、欲求のことです。後者は、自分自身を尊敬できるようになりたいという、欲求のことです。
よりレベルが高いのは、自己承認欲求です。他人から十分に称賛をもらっている人は、自分自身の価値観を大切にするようになります。
SNS疲れからもわかるように、現代は、すごいと思われるために、やりたいことができなくなっています。自分を表現したい。自分のことを好きになりたい。自分のやりたいことをやりたい。そういった、欲求を持った人達が表れてきました。
これからは、自分らしさ=価値観を表現したプロダクトが必要になります。
3 価値観を知ることで、コンテンツに価値が生まれる。
現代は、価値観が多様です。マーケットが、テレビからネットに移ったように、人それぞれ好きなものを、選べるようになりました。
たとえば、テレビとYouTube。
テレビでは、より大きなターゲットに向けて、コンテンツを届けます。ですが、ターゲット層が大きすぎて、すべての人のニーズを満たすことはできません。
YouTubeでは、個人個人がすきなコンテンツを選んで、見ることができます。
ゲームが好きな人は、ゲーム配信。お笑いが好きな人は、お笑い。釣りが好きな人は、釣りチャンネル。
個人の価値観=好き・嫌いを、選べる時代に変わりました。70億人いれば、70億人分の好き嫌いが存在します。
これからは、自分の価値観を肯定してくれるアイテムが必要になります。そのために、必要不可欠なのがデザインです。デザインは、価値観を表現できるからです。
自分の価値観を表現した、ファッションやインテリアが選ばれる時代。
たとえば、無印良品。
無印良品は、「感じ良い暮らし」を提案しています。そのために、「シンプルにして簡潔、必要にして十分」というコンセプトを、プロダクトに一貫して取り入れました。
この、「シンプルにして簡潔、必要にして十分」というミニマリズム的な価値観が、多くのひとに受け、トップブランドとして支持されるようになっています。
人は、自分の好きなもので囲まれたいと思っています。価値観を大事にすることは、自分の好きなものを選択するということです。自分の価値観をポジティブに肯定してくれるアイテムは、人生をハッピーにしてくれます。
ささるコンテンツをつくるには、ユーザーの価値観を理解すること。そして、価値観を表現した世界観を表現することが必要です。そのために、不可欠なのがデザインです。デザインは、ユーザーの価値観を表現できるからです。
ターゲットが好きなビジュアルのサイトで、ターゲットが好きなコンテンツを届ける。コンテンツに価値を生むためには、ターゲットの価値観を表現したデザインが不可欠です。