皆さん、こんにちは。最近、寒いですね。体調を崩しやすいので、お気を付けください。
昨日、こんな広告をみました。
キャッチコピーは、「決してひとりでは見ないでください」です。あまり、メジャーな映画ではないです。でも、ちょっと気になりますよね。じつは、有名な心理学のテクニックが使われています。カリギュラ効果です。
もっと、アクセス数を増やしたい方、いらっしゃいますか?見出しを変えるだけで、クリック率が変わります。なぜ、見るなといわれると、見たくなるのか、解説していきます。
- 1 ~~してはいけない。禁止されるほど、気になってしまうカリギュラ効果とは?
- 2 「筋トレを毎日するのは、やめてください。週三日の筋トレで、理想の体を手に入れる方法」
- 3 カリギュラ効果の注意点
1 ~~してはいけない。禁止されるほど、気になってしまうカリギュラ効果とは?
皆さん、こんなこと言われたことありませんか?
「北館の319号室って、開かずの扉なんだって。絶対に行っちゃダメだって。。」
小学生の時、こう友達に言われたことを、よく憶えています。ただの資料室でした。でも、すごい気になりますよね。人は、ダメと言われると、どうしても気になってしまうんです。
カリギュラ効果は、1980年の映画のタイトルが由来です。ここではお教えできませんが、心臓の弱い方は見ないほうがいいでしょう。
心理学者のジャック・ブレームによると、自由になりたいという本能が関係しているそうです。禁止する=自由が制限されると、人は自由を求めます。だからこそ、ダメといわれると、かえってしたくなります。悪用厳禁のテクニックです。
2「筋トレを毎日するのは、やめてください。週三日の筋トレで、理想の体を手に入れる方法」
コチラは、カリギュラ効果をつかったサンプルです。インパクトと意外性のあるコピーです。
3 カリギュラ効果の注意点
インパクト大のカリギュラ効果ですが、注意点があります。禁止した後に、必ずベネフィットを書くことです。禁止しただけだと、クリックされません。ベネフィットが大事です。
サンプルの解説です。
まず、筋トレを毎日することを禁止しています。実は、ここでも注意点があります。みんなが思っている当たり前を禁止するということです。筋トレを始めるとき、なんとなく「毎日しないといけないんじゃ。。。」って思ったことありませんか?
そういう思い込みを否定します。すると、「えっ!!なんで???」と疑問がわきます。こういう状態を認知的不協和という言います。
1 思い込みを禁止する
2 ベネフィットを書く
これが、カリギュラ効果の型になります。知っていれば、誰でも使えるテクニックです。ぜひ、つかってみましょう!