DESACT|Portfolio by Ichikura Kazuki

デザインは準備が9割です。どうして、いきなりソフトを立ち上げてはいけないのか???

皆さん、おはようございます。いい天気です。天気がいいと、コーヒーも美味しく感じます。

ところで、デザインをする前に、いきなりソフトを立ち上げている方いらっしゃいますか?今すぐ、止めましょう。いきなり、ソフトを立ち上げるとこんなことが起こります。

「よし!始めるぞ!・・・うん・・・何も、思いつかない・・・」
「あれ・・なんか、イメージとチガウ・・・」
「やばい、12時だ。。まさか、3時間もかかるなんて。。。」

3年前の自分です。デザインは、準備が9割です。いきなりソフトを立ち上げてはいけません。紙とペンを持ちましょう!どうして、いきなりソフトを立ち上げるとうまくいかいのか、解説していきます。

  • 1 デザインは、なぜ準備が9割なのか???
  • 2 ディズニーから学ぶコンセプトデザイン
  • 3 まとめ

1 デザインは、なぜ準備が9割なのか???

WEBデザイナーが、ソフトを立ち上げる前に必ずすることがあります。コンセプトを決めることです。「コンセプト???聞いたことあるけど、詳しくは。。。」という方も多いと思います。自分もそうでした。

辞書で引いてみると、こうあります。
「企画・広告などで、全体を貫く基本的な観点・考え方。」なんか、いまいちよくわからないですよね。

コンセプトとは、
「○○のための、~~のような、ほにゃらら」です。
具体例をあげると、
「夢のような体験をしたい人のための、夢と魔法の国」
これは、ディズニーのコンセプトです。

デザインは、ターゲットの問題を解決するための手段です。つまり、「ターゲットのこういう問題を解決するモノ」がコンセプトになります。

コンセプトがきまらないと、デザインの方向性がぶれてしまいます。コンセプトは羅針盤で、北極星です。必ずコンセプトを決めるようにしましょう!

2 ディズニーから学ぶコンセプトデザイン

ディズニーのコンセプトは、「夢と魔法の国」です。

ターゲットは、ファミリー層。ディズニーのコンセプトは、「子供に夢のような体験をしてほしい。そして、大人に子供のころの幸せだった夢のような時間を思い出してほしい」です。

「夢と魔法の国」を表現するために、たくさんの工夫が施されています。

例えば、
・ゴミが落ちていない
・時計がない
・キャスト全員がパフォーマー

つまり、「夢のような時間」を提供することが、ディズニーのコンセプトになっています。コンセプトはブランドの目指す方向性になります。コンセプトがきまれば、ここに合わせて表現方法を選ぶだけです。

「夢の国」といえば魔法

ビビットカラーよりも淡いピンクやパープルのようなメルヘンカラー

カタチは角ばった感じよりも、丸っぽい

フォントはインパクトのあるゴシック体よりも、かわいい感じのデコラティブ

かわいい動物や、コミカルなキャラクター

こんな感じで、コンセプトがきまれば、デザインの方向性も決まります。ターゲットが何を求めているのか、そしてターゲットにふさわしい表現は何かを考えることが重要です。
デザインは、考えるものではなく、ターゲットから探し出すものです。

徹底的にターゲット視点になりましょう!

3 まとめ

デザインは準備が9割です。ターゲット視点になれば、コンセプトがきまります。
コンセプトがきまれば、あとはふさわしい表現をえらぶだけです。
ターゲットの中に、答えはあります。コツコツ行きましょう!