DESACT|Portfolio by Ichikura Kazuki

あの、コピーライターも使っていた??どうしても続きが気になってしまう、タイトルの秘密とは??

皆さん、おはようございます。

この記事を読んでいらっしゃる方は、「もっと、続きが気になるタイトルのつけ方を知りたい!」と思っていらっしゃるんではないでしょうか。

実は、ザイガルニック効果という心理学のテクニックを使うと続きが気になるタイトルをつけることができるんです。

せっかく記事を書いても、読んでもらえないのはショックですよね。

ザイガルニック効果を使うと、記事が読まれやすくなります。コツさえわかれば、簡単に使えるので、ぜひザイガルニック効果を使ってみましょう!

  • 1 ザイガルニック効果とは?
  • 2 ザイガルニック効果を使った、タイトルの書き方
  • 3 勉強にもつかえます!じつは、恋愛にも・・・

1 ザイガルニック効果とは?

ザイガルニック効果とは、完成された情報よりも、未完成の情報の方が、記憶に残りやすいという脳の性質のことです。
ちょっと、難しいですよね。言い換えると、中途半端な情報の方が、記憶に残りやすいという、心理学の性質のことをザイガルニック効果といいます。

これは、タイトルにも応用できます。あえて、中途半端な情報を伝えると、どうしても続きが気になってしまうんです。

この有名なコピーを知っていますか?

私がピアノの前に座ると
みんなが笑った。
でも、弾き始めると!

これは、ピアノコピーといわれるものです。アメリカの有名コピーライター「ジョン・ケープルズ」が書きました。60年以上も販促効果があったそうです。

皆さん、これを読んでどう思ったでしょうか?すごい、続きが気になりますよね。ピアノを座って、弾き始めた後、どうなったか書かれていないんです。「最後どうなったんだろう?」「この後どうなったんだろう?」と続きが気になってしまいます。

このように、一番知りたい部分を書かないことで、続きが気になるコピーを書くことができます。

2 ザイガルニック効果を使った、タイトルの書き方

ザイガルニック効果を使うときは、ベネフィット=お客さんがうれしい理由を書かないのがポイントです。

実は、この記事のタイトルでも使っています。
「どうしても続きが気になってしまう、タイトルの秘密とは??」の部分です。

「どうしても続きが気なってしまう」がベネフィットです。あえてベネフィットを書かないことで、読んだ人は「続きが気になるタイトルの秘密ってなんだろう?」と、記事を読んでみたくなります。

このように、大事なポイントを穴埋めにすることで、ザイガルニック効果を使うことできます。では、実際に練習してみましょう!

Before
→社会人3年目の彼が、たった五年で一億円投資家になれたのは「バフェットの特別講義」のおかげだった。

ベネフィットは「一億円投資家になれた」です。そして、その理由が「バフェットの特別講義」になります。そこで、この部分を置き換えます。

After
→社会人3年目の彼が、たった五年で一億円投資家になれた理由

これで、出来上がりです。ベネフィットの理由を隠すだけ、そして置き換えるだけで、簡単に続きが読みたくなるコピーを書くことができます。

刺さるワードは、他にもたくさんあります。

・メソッド
・理論
・方法
・テクニック
・秘密
・真相

(※売れるコピーライティング単語帖から抜粋しました。)

自分なりの表現を見つけてみましょう!

3 勉強にもつかえます!じつは、恋愛にも・・・

ザイガルニック効果は、勉強、そして恋愛にも使えます。

1 勉強での応用法(途中でやめてみると。。。

未完成の情報の方が記憶に残りやすいことを利用します。問題を解くのを途中でやめてみましょう。
数学をやっていて、わからない問題があったら、途中でやめます。すると、脳は夢中になって考え続けます。

また、夜寝る前に参考書を途中でやめるなども効果的です。
寝ている間も、脳は考え続けるので、記憶に残りやすくなります。

2 恋愛での応用法(あえて、返事を遅らせると。。。)

気になる相手とメッセージのやり取りが続いたら、あえて返事を遅らせると気を惹くことができます
「今まで、5分以内に返ってきたのに、どうしたんだろう」と相手は、あなたのことが気になり始めます。

ただ、引き延ばしすぎは、禁物です。ちょっと間をあけたら、相手が喜ぶメッセージを送るのがポイントです。

3 まとめ

ザイガルニック効果を使うことで、続きが気になるタイトルをつけることができます。
コツは、「お客さんがうれしい理由」=ベネフィットの理由を書かないことです。
知っていれば誰でも使えるテクニックです。ぜひ、使ってみましょう!